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配偶者ビザのスナップ写真とは? 夫婦のスナップ写真は、どのような内容の写真がお奨めかを解説

スナップ写真は、配偶者ビザを申請する際、夫婦の重要な証拠となります。しかし、どのような内容の写真が望ましいのでしょうか。この記事では、夫婦の写真で推奨される内容やシチュエーションについて解説しています。適切な写真を選ぶことで、申請時に良い印象を与えることができるでしょう。
なお、配偶者ビザは、正規在留の配偶者ビザ申請のほか、オーバーステイでも手続きを行うものですので、本稿の内容は、正規滞在・非正規滞在を問わず、適用があります。

夫婦のスナップ写真は、どのような内容の写真がお奨めか。

配偶者ビザを申請する場合、通常、夫婦の関係を証明するためにスナップ写真を提出します。
写真により夫婦が長い間一緒にいることを示すことができます。
したがって、夫婦のスナップ写真は、配偶者ビザで関係の信憑性を示すために重要です。
写真を提出する際には、以下の点に注意しましょう。
スナップ写真は時系列に並べ、二人の関係がどのように変化してきたかをわかるとよいです。
写真はカラフルで鮮明であること。これらの点を踏まえて、お二人のスナップ写真を選びましょう。
ただし、申請書類全体として矛盾のない内容となっていることが、大切なポイントです。
一般的に配偶者ビザ申請で推奨されるのは以下です。

結婚式、家族行事、旅行など

○長期間に渡って撮影された、お二人の関係を示す写真。
○結婚式や家族旅行など、特別な日に撮った写真。
○観光地やハイキングでの写真。
○リラックスした雰囲気の中で、自然な笑顔やポーズで撮影する写真。
○ご家族やご友人と一緒に撮った写真
○ご夫婦で楽しんでいる趣味や活動の写真。

これらのスナップ写真は、お二人の関係が本物であることを示すのに有効です。
挙式の写真は新婚夫婦の幸せそうな姿が、配偶者ビザ申請時にプラスです。
また、友人や家族とのコミュニケーションを撮影した写真では、夫婦の交流が伝わります。
自然で楽しい雰囲気の写真で、ご夫婦の関係や家庭の様子がリアルに伝わることが大切です。

お互いの実家や故郷を訪問したときのスナップ写真など

○お互いの実家や故郷を訪問したときの写真。
○ペットを飼っている場合は、ペットと一緒に写っている写真。
○一緒に料理をしたり、食事を楽しんだりしている写真。
○休日、誕生日、記念日などのイベント時に撮影した写真。
○二人で過ごす日常を写した写真。
○互いの文化や習慣を知ることができる写真。

上記のスナップ写真は、配偶者ビザの審査で必要な、カップルの絆、一緒に過ごす時間、日常生活を示すことができます。また、過去の写真だけでなく、最近撮った写真で現在のお二人の様子がわかるものも推奨です。

ボランティア活動や地域のイベントに参加しているスナップ写真など

○お二人が趣味やスポーツをされている写真。
○ご友人やご家族と一緒に参加されたイベントやパーティーの写真。
○その他、友人や家族との集まりに参加している様子を撮影したもの。
○一緒に行った旅行や観光地の写真。
○ボランティア活動や地域のイベントに参加している写真。
○結婚披露宴、婚約パーティー、結納等の写真。

これらのスナップ写真は、お二人が一緒にいる時間だけでなく、お互いの友人や家族との関係も映し出すことができます。一緒に過ごした時間を示す写真は、配偶者ビザで重要な婚姻の信憑性を示します。

子どもと一緒に過ごしているスナップ写真など

配偶者ビザ申請で、その他お奨めな夫婦の一般的な写真は以下の通りです。

○子どもと一緒に過ごしている写真。
○買い物などで、日常生活を共にする写真。
○クリスマスやバレンタインデーなど、特別な日に一緒に撮った写真
○妊婦健診や立ち会い出産教室などに一緒に参加したときの写真。
○家族や友人との集合写真。
○海やプールに一緒に行った写真。

こうした写真は、お二人が日常生活をどのように過ごしているか、お二人がお互いに、家族とどのように関わっているかを示すことができます。また、家族や友人と一緒に撮った写真は、配偶者ビザで大切と言えるお互いの家族から認めれていることを示すことができます。

夫婦で洗濯、料理、掃除等の家事を分担しているスナップ写真など

配偶者ビザ申請でのお奨めな夫婦の家の室内写真は以下の通りです。

○夫婦で洗濯、料理、掃除等の家事を分担している写真。
○リビングやダイニングで夫婦が一緒に食事を楽しんでいる写真。
○自宅で一緒に映画を見たり、ゲーム、読書や音楽鑑賞などをしている写真。
○夫婦でDIYやリフォームをしている写真。
○家具の購入やインテリアなどを夫婦で決めている様子を撮影した写真。
○夫婦でお互いの国の料理やお菓子作りに挑戦している写真。

以上のようなスナップ写真は、ご夫婦が日常生活でどのように役割を分担し、家庭内で協力し合っているかを示すことができます。配偶者ビザ申請では、お互いの趣味や関心事を共有していることと、夫婦間のコミュニケーションや協働を示すことが大切なポイントです。

室内背景>ご夫婦の写真や結婚式の写真など、お二人の関係を示すものなど

配偶者ビザ申請のためにご夫婦の自宅を撮影する場合、写真に入れるものとして、さらに、以下のものを推奨しています。

○ご夫婦の写真や結婚式の写真など、お二人の関係を示すもの。
○夫婦で共有している家具・家財道具(例:ベッド、ふとん、棚など)
○ご夫婦の出会いや家族や友人と会った時の思い出の品(例:プレゼントなど)
○ご夫婦で共有されている白物家電(例:テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
○ご夫婦の趣味を示すもの(例:日本語勉強の道具、本、スポーツ用品など)
○一緒に料理をするためのキッチン用品(食器、調理器具など)。
○ペットや子ども用のおもちゃやお菓子、ペットフード、ペットのトイレなど

これらのアイテムは、夫婦が一緒に生活し、お互いの趣味や興味を共有していることを示すことができます。また、家族内のコミュニケーションや協調性を示すアイテムを選択することが大切です。写真は、自然で楽しい雰囲気を作り出し、夫婦の関係や家庭での生活の現実を鮮明に伝えることがポイントです。

室内背景>結婚指輪、結婚式の招待状、カレンダー、メッセージカードなど

その他、配偶者ビザ取得のために、ご夫婦の家で撮影することが推奨されるスナップ写真は以下の通りです。

○お二人のアクセサリーや婚約指輪・結婚指輪
○結婚式・披露宴の招待状、メニュー、プログラム
○夫婦で参加したコンサートなどのイベントのチケット
○ご夫婦で受診した健康診断やブライダルチェック等の資料
○旅行先で撮影したお二人の記念写真や記念品
○夫婦で作った家のスケジュールメモやカレンダーへのメモ
○お互いの家族との交流がわかる写真や物(例、交換した贈り物など)
○ご夫婦で趣味で使う道具(例えば、サーフボード、トレーニング道具など)
○お互いの文化を共有できるもの(例えば、外国の食べ物や、神社の御札など)
○手紙やメッセージカードなど、夫婦間で交換したもの。
○夫婦の特別な日に関連する記念品(例えば、結婚記念日のプレゼントなど)

これらのアイテムは、お二人の絆や一緒に過ごした時間を示すことができます。自然でリラックスした状態で写真を撮り、二人の関係や共通の価値観を示すことも大切です。そうすることで、出入国在留管理局での配偶者ビザの審査で二人の関係が真剣であることを示すことができます。

室内背景>キッチン>家電製品、調理器具、食器類、調味料や食材など

配偶者ビザの申請において、夫婦の家のインテリアの写真にキッチンを入れる場合、以下の項目を推奨します。

○家電製品
:冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器などの家電製品があることを示すことで、夫婦が一緒に生活している様子を表現することができます。
○調理器具
:鍋、フライパン、ナイフなどは、カップルが一緒に料理をすることを示すことができます。
○食器類
:コップ、皿、グラスなどは、夫婦が一緒に食事をする日常を表すことができます。
○調味料や食材
:料理に使う外国の調味料や食材は、国際結婚夫婦の家庭生活を明確に表現することができます。
○清潔感のあるキッチン
:キッチンを清潔に整理整頓して撮影することで、夫婦で協力して家事をしている様子が伝わります。

このようにすることで、二人の日常生活が伝わり、出入国管理局にて、配偶者ビザの大切な部分である二人の関係の信憑性があることを証明するスナップ写真になります。

室内背景>玄関>傘立て、鍵、レターケース、靴箱、スリッパなど

次に、配偶者ビザ申請での自宅のスナップ写真に、夫婦の自宅の玄関を入れるときは、以下の項目がおすすめです。

○傘立て:
傘立てに傘をさしたカップルを撮影することで、二人の日常を印象づけつつ、夫婦の使用する傘を示すことができます。
○玄関のインテリア:
玄関に飾られた絵画など、夫婦でインテリアを楽しんでいる様子が伝わります。
○鍵やレターケース:
鍵やレターケースを並べて撮影すると、一緒に暮らしている雰囲気が伝わります。
○玄関マット:
玄関にマットを敷き、夫婦が靴を脱いで上がる様子を撮影すると、同居していることをリアルに印象づけることができます。
○靴箱:
玄関に置かれた靴箱に夫婦それぞれの靴を並べている写真で、一緒に生活していることを表現できます。
○スリッパ:
夫婦のスリッパを示すことで、同居の実態を示すことが可能です。

このようにして、お二人の日常の家庭内での生活をリアルに伝え、配偶者ビザの該当性を証明する材料になります。

室内背景>寝室>鍵やレターケース、靴箱、スリッパなど

さらに、配偶者ビザを申請する際、夫婦の家の写真に寝室を含めるときは、以下の要素が推奨されます。

○ベッドサイド:
ベッドサイドに置かれたティッシュやスマホ、照明器具、読んでいる本などを撮影することで、お二人の日常を印象づけることができます。
○ベッドやふとん:
夫婦が一緒に使っているベッドや、ふとんなどの寝具の写真は、夫婦が共同生活をしていることを示すことができます。
○スマホの充電器:
夫婦二人分の充電器を示すことで、同居の実態を表現できます。
○写真やポスター:
寝室にいるカップルの写真や、共通の趣味のポスター(例えば、歌手)などを撮影することで、よりリアルな二人の関係を表現することができます。
○枕:
夫婦それぞれの枕をベッドの上に広げた写真で、共有の生活空間であることを示すことができます。
○洋服掛けや洋服ダンス:
夫婦それぞれの洋服が置いてある洋服掛けや洋服ダンスの写真を撮ると、共同生活をしていることがわかります。
○ペアルックやペアのパジャマ:
お二人の日常を表現する服装で、同じデザインや同じ配色の服を身につけることで、お二人の一体感が生まれます。

以上のようにすることで、お二人が一緒に過ごす日常が伝わり、配偶者ビザの在留資格該当性を立証するスナップ写真となります。

室外背景>ベランダ>洗濯物や掃除用具、ベランダ用家具、植物や花など

また、配偶者のビザ申請において、夫婦の家のスナップ写真にバルコニーや屋外を含める場合には、以下のものが推奨されます。

○洗濯物や掃除用具
:夫婦で一緒に家事をしていることを示すことができます。
○植物や花
:夫婦で植物や花を楽しんでいることを表現できます。
○屋外用家具
:テーブルや椅子を置くことで、夫婦が一緒にくつろいでいることを表現できます。
○生活用品や趣味の道具
:夫婦で共有する道具を置くことで、共通の生活用品や趣味を示すことができます(例えば、自転車、スポーツ用品など)。
○ペット
:犬などのペットを飼っている場合、散歩の様子を示すと、よりリアリティのある家庭生活を表現できます。
○表札
:表札で夫婦の名義を示すことができます。

このようにすることで、夫婦が一緒に過ごす日常がより伝わり、出入国在留管理局に配偶者ビザを申請するときの、夫婦の関係の真剣さを証明する材料になります。

配偶者ビザ申請で、夫婦のスナップ写真を提出するとき、お奨めの形や形式

なお、配偶者ビザで夫婦のスナップ写真を申請する場合、形式や書類について以下の点に注意することをお奨めします。

○写真サイズ:
一般的にはLサイズ(89mm×127mm)が適しています。

○写真の解像度と品質:
写真は高解像度で鮮明な画質のものを選びましょう。

○フォトアルバムを作成する:
写真を提出する際には、フォトアルバムを作成することをお奨めします。
アルバムには、写真の日付、場所、状況を説明する短いキャプションを入れ、審査官が写真の内容を理解しやすいようにしましょう。この方法では、審査官が物理的にアルバムをめくって写真を見ることができます。

○デジタル形式で作成する:
オンライン申請ではデジタルになります。その場合はPDFで提出することになります。

まとめ

公式的にも、

夫婦間の交流が確認できる資料 スナップ写真

※引用 出入国在留管理庁

となっています。

提出するスナップ写真集は、見やすく、デザイン性が高く、審査時に好印象を与えることが重要です。
また、写真は、二人の関係が本物であることを証明するものとして使用されますので、さまざまな状況や時間に撮影された写真を選ぶとよいでしょう。過去から現在までの写真を掲載することで、お二人の関係が長期的で安定していることをアピールすることができます。
以上のように、適切な写真を選ぶことで、配偶者ビザの審査の際に良い印象を与えることができます。

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‡記事執筆‡イミグレーション戦略コンサルティングファーム行政書士あさひ東京 代表 古川 峰光

‡記事執筆‡イミグレーション戦略コンサルティングファーム行政書士あさひ東京 代表 古川 峰光

自身が国際結婚し、2万人以上の相談、20年以上の実績を有するイミグレーションコンサルタント兼行政書士。イミグレーション戦略の基盤となる渉外戸籍のマネジメント、在留資格のプログラム、来日後のライフステージに応じたサポート、永住権や国籍までの羅針盤になるようなコンサルテーションを実施。さらには、国際家族を形作ることに関わるアドバイザリー業務をコラボレーション。行政書士あさひ東京は総合的なインバウンド・イミグレーションの真のコンサルティングサービスとしてご提案致します。

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