法律用語辞典

行政書士
あさひ東京総合法務事務所
東京都行政書士会所属
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法律用語辞典
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数字英字

【5条】
 入管法5条は上陸拒否を規定する。「本邦に上陸することができない。」とは、指定期間又は永久的に上陸できないことを意味する。実務上、特に問題になるのは、5条1項4号(一年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者)、5条1項5号(麻薬、大麻、あへん、覚せい剤又は向精神薬の取締)、5条1項7号(売春又はその周旋、勧誘、その場所の提供その他売春に直接に関係がある業務に従事)、5条1項9号(退去強制や出国命令により一定の上陸拒否期間を規定)、等である。また、5条1項14号には「法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者」とあり、包括的に拒否できる規定になっていることも留意が必要である。
 よく誤解されていることに、5条1項4号に関して、執行猶予を得れば入国できるかのように言われることがある。これは、入管法24条4号リ(退去強制事由)に、「ただし、執行猶予の言渡しを受けた者を除く。」という文言があることと、法5条の「上陸拒否事由」を混同したものである。裁判官、検察官等の法律家でもこの退去強制事由と上陸拒否事由を混同している場合が多く、注意が要る。

【10条】
 入管法10条は上陸審査の場面における特審官の審理を規定する。これは実際には形骸化しており、実務的にはそこにまで至るプロセスが重要になる場合が多い。たとえば、日本人男性が外国人女性を短期滞在で招聘するべく、短期滞在査証の申請を行い、最近は極めて厳しいが、運よく査証が発給され、成田空港で来るのを待っていたとする。空港について、出てくるのを待っていると、突然、入管成田空港支局の職員から、当該日本人男性の携帯に電話が入る。曰く、「お友だちの○○さんですが、ただ今、審査に入っておりますので、お伝え致します。」と。男性は、「そうですか。よろしくお願いします。」と答え、この時点では上陸拒否されることなど微塵も思っていない。約2時間後、電話がある。「○○さんですが、上陸は拒否されました。審査は終了致しました。」。これが実務の実際である。

【19条】
 入管法19条は資格外活動を規定する。資格外活動という概念を説明するには、まず、外国人の日本での就労活動は広汎に規制されていることを理解する必要がある。たとえば、通訳として人文知識・国際業務の在留資格で在留している場合に、勝手にマッサージ店等(業種は問わない)の企業を経営する場合、これは資格外活動で違法である。違法というのは、法70条1項4号で罰則が規定されており、この違反行為は「犯罪」として前科が付く行為である。また、たとえば、知人の会社社長が虚偽の在職証明書を発行する等により、この外国人の資格外活動行為を幇助した場合で、その社長も逮捕され、全国に実名で報道されたこともある。このように、外国人に関わる法規制は極めて峻烈な処罰規定になっており、日本人の一般人の常識が通用しないことに注意が要る。そして、このような資格外活動は、法70条1項4号で「犯罪」である(刑事処分)のと同時に、法24条で退去強制対象になる(行政処分)のである。

【24条】
 入管法24条は退去強制事由を規定する。法5条(上陸拒否事由)と似ているが同一ではない。実務上、特に問題になるのは、法24条1号(不法入国)、法24条4号イ(資格外活動)、同条同号ロ(不法残留)、同条同号チ(薬物事犯)、同条同号リ(無期又は一年を超える懲役若しくは禁錮に処せられた者)、同条同号ヌ(売春又はその周旋、勧誘、その場所の提供その他売春に直接に関係がある業務に従事する者)、等である。
 これもよく誤解されていることであるが、たとえば、一年を超える懲役に処せられたが、執行猶予が付いた場合、法24条には該当しない場合もある(薬物事犯等の場合は別論である。)。しかしながら、そのような場合、遅かれ早かれ、在留資格を維持できくなくなる場合が多い。更新等まで射程に入れて判断しなければならない。

【COE】
Certificate of Eligibilityの略で、在留資格認定証明書のことである。日本人の間ではあまり用いられないが、日本に来る外国人の間で使われることがある用語である。在留資格認定証明書は、査証に対する推薦状のようなものと考えればよい。もっとも、その査証は上陸許可に対する推薦状である。したがって、COEは、上陸許可に対しては、推薦状(査証)のそのまた推薦状という意味になる。なぜ推薦状なのかと言えば、在留資格認定証明書があっても査証が不発給になる例は無数にあるし、上陸拒否される例もあるからである。

【SOFA】
Status of Forces Agreementの略で、日本では日米地位協定のことである。SOFAには問題が多く、元SOFAの状態から不法滞在に至ったり、あるいは、仮装の対象者が入国を企図する例もある。

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